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Sessou-no-ki : Sessou’s Blog
染織家・葛布帯作家 雪草のブログ

【続考】北海道の養蚕の歴史

昨日、北海道近代美術館で行われている『皇室の至宝』展へ行ってきた。

https://www.tv-hokkaido.co.jp/special/sannomaru/

目当ては円山応挙、伊藤若冲、呉春などの画だったのだけど、思わぬ資料に思わず見入った。
※写真撮影がOKなエリアに展示されていたので撮影、掲載

北海道に養蚕の歴史があったことは薄ら知っているが勉強したことが一度もない。いつか、と思っていて何年も経ってしまっているのだが、この写真を見た時に、妙な言い方だがちょっとゾクッとした。

歴史があったのに現在はその気配がどこにもない(知人に北海道には本来なかったであろう桑の木が現在たくさん生えているのは養蚕産業の名残だと聞いて、そうなのか・・・と思っているくらいだ)。故に、これまで現実感がなかったのかもしれない。それが「本当だった」ことをやっと実感できたのかもしれない。

(しかしそれは私の中に写真は全て事実だという「刷り込み」がされているからであって、今や写真はほぼ全てフェイク、もしくは撮影者の意図が入り込みすぎている可能性が高いので、その刷り込みも訂正していかねばという気持ちにもなった。)

それにしても、何だろう、写真のこの迫力は。

※この記事は引き続き加筆・考察されていきます。

Thank you!
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