エゾイラクサの糸と布

アイヌ民族はエゾイラクサの立ち枯れたものを採り太陽光と空気と雪と時間を使い糸にし布を織る。その生命を完全に終えたものを、静かで流れるようなエネルギーのみで加工する手法に感銘を受ける、私はこの話が大好きだ。

自分でもエゾイラクサの繊維から糸を作って木枠の織り機で織った栞は糸を作るのも織るのも大変で見た目もアレだが軽く10年は超えて柔らかく触り心地良く見ているだけで癒される。
近くにエゾイラクサが生えている方、チクチクするからと嫌わずに、ぜひ活用してください。